クラスの連帯のために自分を犠牲にしていた中学生時代
中学の時の担任の先生は、クラスの、いわゆる不良を更生させることにとても熱心でした。
その不良は弱いものいじめをよくしていたのですが、担任の先生はそのことを知らず、不良に対しての励ましのメッセージを全員に書かせるなどの授業をしていたのです。
クラスの仲間が大事、メッセージを描かない者は問題児だ。
ぐらいのことを言っていました。
その不良にいじめられていた私や、他の子も、心にも思っていない励ましのメッセージを書いていたのです。
一番救わなければならないのは、自分自身
周りのために自分が犠牲になれなければならない。
自分が我慢しなければならない。
学生時代はずっとそれが当たり前でした。
社会人になってからも。
いい社員と思われたいからサービス残業をする。
嫌なことを引き受ける。
その繰り返し。
自分を犠牲にしないと組織に属せない。属せなかったら生きていけない・・・。
そう思い続け、自分を犠牲にし続けて、そしておかしくなりました。
独りでも生きていける
私は今、組織に属していません。
でも、十分に生きていけています。
孤独でも、生きていけるんです。